うる星やつら(2022)の1話を見た
ギャグというものは、その時代の価値観と現状認識に従属する。
だからリアルタイム世代である我々は、今、うる星やつらのギャグを見て、それが今時の人にウケるのかウケないのか分からない。
うまく行くんじゃろか、というのが視聴前の不安。
あと視聴前に気になっていたのは、デザインされたキャラクターの目に険がないことくらいだった。
1話を見て思ったのは、声優陣がすげえということ。
あたるはかなりあたるで、時々神谷浩史だし、諸星父も時々古川登志夫だがこれ緒方賢一に寄せてるのか。
そしてなにより錯乱坊が完全に錯乱坊だ。
鈴村健一のイヤミを始めてみたとき以来の衝撃だ。
内容は凄くソフトだった。
あたるもしのぶも友引町の面々もラム達も何じゃこいつらというキャラなのが原作だが、非常におとなしい。
今回、原作のどういう魅力を拾って表現するつもりだろうか。
あと80年代前半の世俗を再現するなら、居間の入り口に暖簾か玉すだれのジャラジャラを吊るさなきゃ。
作品世界が1984年だから数年後になるが、「かみちゅ!」は完璧だったぞ。
まてよ、かみちゅ!は作品内時間から21年、現在はかみちゅ!放送から17年・・・
げっ
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