阪神高速淀川左岸線-千鳥橋付近の様子 2011/09/11
阪神なんば線の千鳥橋駅のホームから撮った阪神高速淀川左岸線工事現場の様子。
右奥が大開の出入り口になる。海老江までの区間の開通は2011年4月。
この後、上の盛り土に植林されて公園化される予定。
ここは元は正蓮寺川で、明治の初めまでは淀川の5つの河口の主要な一つだった。
明治14年だったか(この辺り、資料も確認せずそらで書いているのであいまい)2年に一回氾濫していた淀川の治水の為、川幅を広げて穏やかな流れにし、さらには梅田の北側辺りからまっすぐに大阪湾に抜けるように新しい川を作った。その後、川の分岐のところの島に防疫所などがあったり、大規模な化学工場や製紙工場が作られたが戦後は縮小、淀川からの流入路が埋め立てられ、淀川からポンプでくみ上げられた水を流すようになって今に至る。
撮影した阪神なんば線の千鳥橋駅は、大正時代の古い駅である。
以前、GHQが撮った航空写真を子細に鑑賞していた際、今と全く同じ場所に、ほぼ同じ形の駅があるのにおどろいた記憶がある。
もともと、こっちの方って大正から昭和初期に港湾と造船で栄えてたんだよねえ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント