26年前、ビデオデッキもないのに劇場で見た「ビューティフルドリーマー」に感動のあまりお年玉をはたいてVHSソフトを買って幾星霜。9割がマイナー映画だけど大量のDVD、BDを抱え込んでしまった。
そしてこの年末、厨房の頃ゼネプロに何回か行った分閾値が低くなっているGAINAXのパンティ&ストッキングwithガーターベルトのBDを買おうかと思ったが、最終回でトーンダウン・・・しかし冷静になって考えると精子回とか買っておくべき回のような<何のために?
人生も半場を過ぎると、とにかく買うという姿勢ではなくなるなあ。だれに・・・
いや、そういう話は置いとくとして、ニコ動でそれ町OPのTV版とDVD版の比較があったので見たわけですよ。DVD版ではこぼれたコ-ヒーで書かれたスタッフネームが、ちゃんと液体状になっていて、しかも拭き取られる。その他もろもろ演出が生き生きしている。すばらしい。
か、買うか?
だがもう一つ、今年後半で引っかかっているものがある。
「アマガミ」である。
あんまアレな話なのでアレだが、アマガミは発売前に雑誌広告の段階からビビッと来たものがあったのですよ。こういうのを感じたのは「カリオストロの城」と「バブルガムクライシス」くらいなわけですよ。トップとかエヴァとかは、SF系の活字媒体で事前情報を仕入れて見たわけだし。
でまあ発売されてとりあえずソフトは買ったわけですよ。いまだにパッケージも開けていないけれど。なんでかってえと、当時もう体力の限界に来ていて、生活スタイルを変えないとやっていけない状態で、ゲームなんかできなかったから。で、ゲームはできんけれどほそぼそとネット見てるとアマガミは大反響なわけですな。薫がいいとか綾辻がいいとか、七咲サイコーとかってネットでは大反響だった訳ですが、私はそれを傍から眺めて楽しんでいたわけですわ。そしてこの夏、アマガミがアニメ化されて、当然、原作厨のコメントなども付いて、だいたい原作での扱いの察しと、アニメの素晴らしさがわかったわけですな。
あ~やっぱりこの話は無かったってことで・・・
しかしながら「アマガミ」はその特色が同時にも欠点でもあるわけですな。
特に中多 紗江は声がアキラ様で、アキラ様の印象が強かっただけにちょっとキャラとの親和性に欠けた。
それに比して「それでも町は廻っている」はまあ新房総監督はさすがとしかいえない塩梅だった。
え?なにがいいたいのかって?そりゃあこの年末、どのBDを買うか決断しかねてるってことですよ(ぉ
ヴーヴ・クリコ一本飲み終えたところだからいい感じに酔っ払っているのだ。
この後は辛口の酒がほしいねえ。
船中八策とか・・・ああ、普段そんなの飲まねえからストックがねえ・・・