剱岳 - 点の記 -
やっとこさ鑑賞。
山のシーンは本当にすばらしい。
明治40年だと登山でも蓑と行李なのかと装具を細々と確認。
山岳会のストーブがホエーブスじゃなく、スウェーデンと言うことはプリムスかラジウスなんだなぁ。ホワイトガソリン使うホエーブスでも冬山ではプレヒートしないとなかなか安定しないのに、灯油のプリムス、ラジウスじゃあなかなか火がつかないだろと思いつつ、ああ山はいいなぁ。
浅野忠信は最初の方、岩場のシーンで山を歩く腰の動きじゃないなあと思ったが、後半になるとどっしりと重心を落とした不整地用の歩き方になっていた。
それなりの期間撮影していたんだということが分かる。
松田龍平の滑落シーンは、あんな場所で落ちるというのは三点確保してたらありえねえ。
冬の高山だけにテントで皆が密着して寝ているシーンがあったが、そういや雨降ってテントが密閉されて酸素がなくなって死にかけたことがあったなあとか思い出した。
そのとき一緒に死にかけた男は現在、西大寺で整骨院を開いている。
でもまあ全体的な作りは甘い。特に東京のシーン。
どうなんだろう。ドライにしっかりした作りにしたら、今時の観客は着いてこないのか?
ともあれ、眼福でした。
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コメント
遅くなりました。
特に付け加える感想はない、というか、ぱしくるさんの意外な(←失礼)本格クライマーの視点が新鮮でした。
中学の集団登山で北アに登ったきりの自分orz
ちゃんとした脚本家を使えば良い作品になったかもと思う反面、監督自身が「自主映画」というように、やみくもさで成り立っているので、これしかなかったかとも。
一番の不満は、宮崎あおいが手抜き芝居で明治女に見えないこと。
なぜかあれがいいという声が多いので、自分まだそこまで親爺じゃないと安心できますが(笑)
投稿: SLR | 2009/08/09 01:09
え~?宮崎あおいはいいっすよ(笑)
リアリティという意味では全然なのですが、あんな新妻がいたら最高だろうなあと思います。ええ。
特に髪を纏めながらパタパタと走っていく姿がよかったですね(ぉ
しかし山の映像はすばらしかった。特に雪庇を下から捕らえている映像や雪原のクレバスはぞっとするほど美しかったですね。
投稿: ぱしくる | 2009/08/09 12:49