ぽつぽつと読書
「私と月につきあって」野尻包介
新刊が出たという話に、奥付を確認してから購入したのだが、
冒頭からあきらかに読んだことがある。
これ、最後の月脱出シーンが好きなんだなあ。
冷静な計算と人間のムチャが合わさると、
一見不可能なことでも実現できてしまう。
のじりんは良い作家だなあ・・・クレギオンのマスターとしてはびみょーだったけれど。
私と月につきあって (富士見ファンタジア文庫 38-23 ロケットガール 3)
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野尻 抱介
富士見書房 (2007/01)
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おすすめ度の平均:
更なる映像化を期待!本格SFとしても楽しめるライトノベル
少年少女諸君、これがハードSFの醍醐味って奴だ
「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎
前の冬に大阪駅で購入し、30分くらい呼んだだけで
大型カバンのポケットに放り込んだまま事務所に
ほったらかしてあった。発掘して読了。
こりゃなかなかオモシロイわ。
伊坂幸太郎はこれと「グラスホッパー」、
雑誌に掲載された短編をいくつかしか
読んだことがないが、なぜかいつも登場人物に
政治批判を口にさせるので好きではない。
しかもよりにもよってヒッピーっぽい
アナーキズム臭がプンプンしている・・・が、
それでもこの小説はいい。
少なくともユニークではある。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
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伊坂 幸太郎
東京創元社 (2006/12/21)
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おすすめ度の平均:
トリックありき、のお話・・後味がちょっと悪い
因果応報は、本当か?
「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」桜庭一樹
一昨年くらいからネットの書評で気になり始め、
昨年末から積読本として購入し始めたこの作者。
まだ「ブルースカイ」しか読んでいなくて、
かつ異色作だったために作風がまだよく分からないが、
うまいのは確かだ。
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