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ぽつぽつと読書

「私と月につきあって」野尻包介
新刊が出たという話に、奥付を確認してから購入したのだが、
冒頭からあきらかに読んだことがある。
これ、最後の月脱出シーンが好きなんだなあ。
冷静な計算と人間のムチャが合わさると、
一見不可能なことでも実現できてしまう。
のじりんは良い作家だなあ・・・クレギオンのマスターとしてはびみょーだったけれど。

私と月につきあって (富士見ファンタジア文庫 38-23 ロケットガール 3)
野尻 抱介
富士見書房 (2007/01)
売り上げランキング: 15183
おすすめ度の平均: 4.5
5 更なる映像化を期待!
4 本格SFとしても楽しめるライトノベル
5 少年少女諸君、これがハードSFの醍醐味って奴だ



「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎
前の冬に大阪駅で購入し、30分くらい呼んだだけで
大型カバンのポケットに放り込んだまま事務所に
ほったらかしてあった。発掘して読了。
こりゃなかなかオモシロイわ。
伊坂幸太郎はこれと「グラスホッパー」、
雑誌に掲載された短編をいくつかしか
読んだことがないが、なぜかいつも登場人物に
政治批判を口にさせるので好きではない。
しかもよりにもよってヒッピーっぽい
アナーキズム臭がプンプンしている・・・が、
それでもこの小説はいい。
少なくともユニークではある。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂 幸太郎
東京創元社 (2006/12/21)
売り上げランキング: 761
おすすめ度の平均: 4.0
2 トリックありき、のお話・・
4 後味がちょっと悪い
3 因果応報は、本当か?



「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」桜庭一樹
一昨年くらいからネットの書評で気になり始め、
昨年末から積読本として購入し始めたこの作者。
まだ「ブルースカイ」しか読んでいなくて、
かつ異色作だったために作風がまだよく分からないが、
うまいのは確かだ。

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