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墨攻

Bokkou監督:ジェイコブ・チャン
撮影監督:阪本善尚
編集:エリック・コン
アクション監督:スティーブン・トン・ワイ
音楽:川井憲次
出演:アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン、ファン・ビンビン、ウー・チーロン、チェ・シウォン
(2006年/中日香韓)
2007年2月4日、アポロシネマ8にて鑑賞。

酒見賢一の原作は、日本では考えられないような非情な戦いっぷりに衝撃を受けた。マンガ版は読んでいない。これはそのマンガ版を原作にした映画。
マンガ版は知らないが、淡々と過酷な戦いを描いていた原作にくらべ、かなりドラマ要素が入っている。
大国趙の10万の軍勢に攻められた梁城は、最後の望みとして墨家の援軍を待ちわびていた。
ところがやってきたのはただ一人の男、革離。
降伏してもすべてを失うならばと、革離にすべてを託す城主梁渓。
革離の巧みな民衆指導と戦術により、一度は名将巷淹中率いる趙軍を撤退させるが、調子に乗った梁渓は城を乗っ取ろうとした謀反の罪で革離を捕らえようとする。城主の息子の助けで重傷を負いながらもなんとか城を逃げ出せた革離だが、そこへ戻ってきた巷淹中の軍勢に、あっさりと梁城は陥落。巷淹中は住民達を人質に、革離の投降を呼びかける。

期待した方向ではなかったが、良くできていた。過激な戦闘描写には欠けるが、理想主義者の限界がよく描けていたと思う。そしてアンディ・ラウ、アン・ソンギともに魅力的で、ヒロインの范冰冰も凛々しい美人。音楽が川井憲次っぽいなと思っていたら、本当に川井憲次だった。観るべき作品ではないが、観て損はない作品。

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コメント

お金がかかっている割になぜかスケール感に乏しい画面や、ドラマの連環を置き去りにして駆け足で変わっていくシーンを見ていると、なんと言うか…テレビ的に感じました。
年末の大河ドラマ総集編とでもいいますか、題材が題材だけに惜しい気がしました。
役者はいずれも良く、作品の底上げに大きく貢献していましたし、まさしく観て損はない作品に違いないのですが。

ただ、こういう骨太な作品をまとめ上げられる監督は今や世界的にも稀少なので、この香港の監督については知りませんが、やむを得ない人選だったのかもしれません。
中国(大陸)の監督に大金を持たせるとロクなことにならないのはよく知られてしまいましたし。

話は変わりますが、こういう番組が放送されるそうで。
http://www.nhk.or.jp/ugoku/newprogram/program_bshi_26.html
私は見られませんけどもorz
もう二年になるんですね。

投稿: SLR | 2007/02/14 00:11

え~脚本がだめだったと言うことと、画作りに疑問が多々あるのはやはり無視したらだめっすか。
期待していた内容ではなかったが、そもそも映画になってない代物が多い中、何とか合格点かってレベルです。
一応、他とは違う物があるので観ておくべき点もある、と。
や~もっと小説原作風にエゲツナイ戦いが描写されると期待してたんですけどねぇ。腐らせた死体を投げ合ったり、死体を食ったり。

投稿: ぱしくる | 2007/03/01 10:05

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