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デビルマン

Dman製作総指揮:泊懋
製作:冨永理生子、松井俊之、北崎広実
監督:那須博之
脚本:那須真知子
原作:永井豪
撮影:佐野哲郎
美術:和田洋
特撮:佛田洋
出演:伊崎央登、伊崎右典、酒井彩名、渋谷飛鳥、宇崎竜童、阿木燿子、冨永愛、ボブ・サップ
<2004年/日本>

両親を亡くしてから牧村家に引き取られて育っていた不動明は、幼なじみの親友、飛鳥了に「大変なことになった」と自宅地下室に連れ込まれ、そこでデーモンとなった彼の父親の姿を目にする。そこで明もデーモンに取り付かれるが、なぜか人間の意識を失うことはなく、デビルマンとしてデーモンと戦うことを決意するのであった。

で~び~る・・・・・・・
まあなんちゅうか、ヒドイ脚本にも限界という物があるとか、大根にも耐えられる物と耐えられない物がある、とか、色々考えるには良い映画だった。きっと脚本の那須真知子は漫画原作をバカにしてるんじゃないかなあ。いや、表面的には逆に好きなのかも知れないけれど、映画や小説に比べて低級だと、無意識にレッテルを貼ってるのではなかろうか。原作のテーマを掴めていない。だから冒頭30秒の子供たちが絵本読んでるシーンですでに「ああこりゃ原作デビルマンじゃない」と思ってしまう。Aマーク付けたTシャツ着てたりする割には内容は原作寄り。
人の中の闇は、集団で暴走するような表面的なところだけにあるのではなく、日常的に平静な状態であっても、ごく自然にそら恐ろしいことが、なんの疑いもなく出来る。だから人は愚かだ。が、この映画ではあくまでデーモンが悪であるため、人間の心の闇に焦点が当たっていない。脚本家には「ブルー・クリスマス」を100回くらい観て欲しいところだが、本来こういう暗黒面を覗き込むようなジャンルに向かない人だったのかもしれないと思った。が、監督の妻という情実人事なんだから同情はしない。

最後に。このDVDは甘崎さんからお借りした。
発売当時、何度かレンタルビデオ屋に出かけたのだが、いつも貸し出し中で(驚くべき事に、今なお)、いわゆるディープ大阪の映画ファン層はいったいどうなっておるのかと考えていた次第。
しかしラストの戦いの前にディスプレイの前で寝てしまった(!)し、通過儀礼として身構えていた割には肩すかし。この精神的にへろって居るところへ大丈夫かと思ったが、ただあきれるだけでストレスにはならなかった。
まあ、この映画の観賞は時間の無駄であることに疑いはない。

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