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シュプルのおはなし―Grandpa’s treasure box

「夏月の海に囁く呪文」が望外に良かったので、同じ作者のデビュー作を読んでみた。
いわゆる”おファンタジー”世界。母が畑仕事の間、お爺ちゃんの家に預けられる本好きの幼児シュプルが、物置で見つけた“宝箱”の中身を元に妄想を繰り広げる。

なかなかに面白い。しかし寓話でもなく、凝ってはいるが甘くてぬるい子供の妄想なので、ほんわかとした気持ちになるかどうかが勝負の分かれ目だ。俗悪な精神の持ち主である私には、やや物足りない。
「キノの旅」から寓話性と悪辣さを抜いたというか、残酷でもシビアでもない童話っちゅうか。

<bk1>

シュプルのおはなし―Grandpa’s treasure box
雨宮 諒
メディアワークス (2004/04)
売り上げランキング: 182,468
おすすめ度の平均: 4
5 大好きです!
5 童話のような暖かさを持つ作品
2 悪い意味で稚拙に思えるのはonly me?

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