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空の中

高度二万メートルを遊弋する未知の巨大生命体と不幸なファーストコンタクトをした日本。
最初は試験飛行機の事故だった。日本航空開発技術の最後の希望として作られた機体の謎の事故、そして空自F-15Jの高空での謎の爆散。
試験機の開発チームで一番ペーペーの若手技術者が事故調査のために空自を訪れ、そこで事故の生き残りの女性パイロットと出会う。同じ頃、空自の事故で父を失った高校生の少年は海岸で見たこともない巨大なクラゲのような生物を拾う。なぜか携帯電話の電波を通じて会話の出来るその生物を、少年はフェイクと名付ける。一方、基地に日参した技術者は、やっとパイロットの信頼を得て事故空域への飛行に同乗し、そこで信じられないものと遭遇する。

怪獣小説、と腰巻きに書かれているが、実態はファーストコンタクト物。
公的機関側でこれに関わることになった技術者と女性イーグルドライバーのぎこちない恋愛と、この異種生命体の幼体ともいうべき存在を拾った少年と幼なじみの少女のこっぱずかしい恋物語を主軸に置いた状況物。挿絵はないが、とりまく社会があまりにもヌルイのがライトノベルの証しか。
まあ面白かったし、読んで損はなかった。

空の中
空の中
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有川 浩
メディアワークス (2004/10/30)
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おすすめ度の平均: 4.75
5 はじめての怪獣小説
5 働く大人は格好いい
5 良くまとまっています

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