一撃殺虫!!ホイホイさん

「害虫は一切の駆除剤を克服していた。それに対抗すべく日本企業は超小型害虫駆除ロボット『ホイホイさん』を発売したのだった！！」
アース製薬が先行発売したロボットを、金鳥(大日本除蟲菊)のロボットがつけ狙って撃破するというのは笑った。アースの技術者が米国へ流出して、後発の米国メーカーにアースが企業買収されるし。で、アメリカの会社に渡った技術者の作ったロボットが、金鳥のロボットに復讐を遂げる。いやあドラマだねえ。
登場人物に一面的キャラクターが居ないのも良い。むっちゃんの性格の悪さがえげつないし、油壺もまじめでやさしいが、ヲタクで人の気持ちが分かってない。なにより、油壺はそこでクリーニング代請求すんなよ、と。あの笑顔の後にくる最後のオチの演出は、まあ定番だけど上手い。
それにしても田中久仁彦はファム＆イーリ以来見なかったけれど、まだ漫画家続けてたんね。
ホウ酸団子を使い出してから拙宅ではほとんどGを見なくなったが、インターセプタードールというのは、もし現実にあったら欲しい代物だ。Gって、ガス銃や電動エアガンで撃ったら飛び散るからなあ。あと家ダニに対応してれば完璧なんだけどなあ。

一撃殺虫!!ホイホイさん 【DVD付き初回限定版】

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田中 久仁彦
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