トップをねらえ2! 3
エースであるラルクをライバル視するチコは、自らのバスターマシンを撃墜されてしまう。
おりよく数十年ぶりに新造されたバスターマシン「キャトフヴァンディス」の
パイロットになることを望むが、なんと候補には主人公ノノが挙げられていた。
そのころ木星周辺には宇宙怪獣の大集団「木星急行」が接近しており、
フラタニティは総力を挙げてこれを阻止しようとしていた。
機体操作の腕ではノノにかなわず、トップレスは誰も救えないと言い放ってしまうチコは、
宇宙怪獣が阻止線を続々と突破する中、キャトフヴァンディスの前でノノに
激しくその資質を問われる。
3話と言えば旧トップではスミス・トーレン死亡の回。
厳しい訓練を受けながらも、初めての実戦で多くの戦友を失い、
一気に奈落の底に突き落とされた回であった。
今回は、初めて宇宙怪獣の大集団が登場し、
バスターマシンが無敵ではないことがわかった。
「理論値-1兆2000万℃の世界では時間は過去に逆行する」の下りは、
衝撃で脳が凍りそうになったが、
木星そのものは影も形もない木星空域や、衛星都市の描写は良い。
小供達の無邪気さ、病床の少年のチコへの思い・・・非常に上手い。
リリカルかつ燃える。
かなり面白いのだが、なにせこれはトップ2である。
人類に存在する価値があるのか真っ正面から問い掛けた、SF大傑作の続編であると謳っているだけに評価が厳しくなる。
逆を言えば、私がトップに捕らわれていると言うことだけれども。
雪が重要キーワードとしてよく出てくるけど、なにか伏線かねえ。
今回、アバンタイトルがあったのも目先が変わって面白い。
えらくしっかりした作りなのは平松演出だからかなあ。
あ、そういや次回は庵野演出だったっけ?
ラルク、チコ、ニコラの三人がお菓子系と呼ばれているのは、
基地がハイエイトチョコだかららしい。
この時代でもまだあるんや、メガネチョコ。 Σ(゚д゚lll)
王立くさい宣誓式の映像。
ブリスターパックのキャトフヴァンディス。プラモデルだったエルトリウムへのオマージュだろう。
15年ぶりのバスタービーム対宇宙怪獣軍団。
真ん中の女の子がちょっと赤井孝美くさい。
次回予告、懐かしの宇宙怪獣ワープアウト。
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これは前作超えるかも?
感動!大感動!
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