« コーラス | トップページ | 2005/4/22 »

ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード (上)
ダン・ブラウン 越前 敏弥
角川書店 (2004/05/31)
売り上げランキング: 51
通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 3.87
5 最後まで読まずにはいられない本です
5 Wonderful thriller!
2 小説としてはちょっと・・・でも、新たな興味が沸いた
BarPROOFの佐藤マスターから借りた本。 ルーブル美術館で深夜、館長のソニエールが殺され、その夜、彼と会う約束をしていた象徴学者ラングドンが容疑者として疑われる。館長の孫、ソフィーの手助けでルーブルを脱出したラングドンは、ソニエールの残したダイイングメッセージから、ヨーロッパに古くから伝わるある謎に迫っていく。

要はテンプル騎士団とか、薔薇十字とか、マグダラのマリアとか黒い聖母(出てないけど)とか系をネタにした、軽めの推理小説である。推理小説としては、なかなかにミスディレクションを誘う仕掛けが利いていて面白かったが、やはり主題は聖杯の謎だろう。この手のブームは、確か最近では『薔薇の名前』の時と某『エヴァンゲリオン』の時にあり、特に後者では関連書籍が大量に出版されていた。この本で扱われたネタで目新しい物は、絵画「最後の晩餐」の謎と、と歴代のシオン修道会々長の具体的な名前だろう。
この手の世界の導入物としては、いわゆる謎本系か、読み物となるといきなりエーコーの書籍あたりになって敷居が高かったことを考えると、なかなか画期的な書籍だと思う。なにせ読みやすく、まとまった時間さえあればすぐに読めてしまうくらいだから、5ページ読むのに青色吐息なエーコーの『フーコーの振り子』あたりにくらべれば、実によろしい。まあエーコーの本は、それ自身が研究対象になるような代物なので、ちと物が違うから一概には比べられないとは思うが。

|

« コーラス | トップページ | 2005/4/22 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73831/3816423

この記事へのトラックバック一覧です: ダ・ヴィンチ・コード:

» ダ・ヴィンチ・コードにはまりまくり [叡智の禁書図書館]
【ネタばれ有り・未読者注意!】 友人からずっと薦められていたし、書店で平積みになっていたのも知っていたが、なんか周りに迎合して本の趣味まで決められそうなのがイヤで読まないまま時が過ぎていた。でも、それ以前に読んでいた角川の「クムラン」で死海写本にはまり、..... [続きを読む]

受信: 2005/04/23 04:11

« コーラス | トップページ | 2005/4/22 »