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コーラス

CHORISTES制作/出演:ジャック・ペラン
監督/脚本/音楽:クリストフ・バラティエ
音楽:ブリュノ・クーレ
出演:ジャン=バティスト・モニエ、ジェラール・ジュニョ、フランソワ・ベルレアン、マリー・ビュネル、カド・メラッド、マクサンス・ペラン
2004年フランス<公式サイト
(シネフェスタにて2005/4/22 21:05から鑑賞)

1949年、フランス、リヨン近郊の片田舎にある寄宿舎「池の底」に、失業中の音楽教師マチューが赴任してくる。「池の底」は親のない子や問題児ばかりを集めた寄宿舎で、暴君のような校長の下で暗い目をした少年達が暮らしていた。反抗する少年達に最初は手を焼いたマチューだが、ある夜、一人の少年がハーモニカを吹きながらふざけて歌を歌っているのを見て、彼らに合唱を教えることを思いつく。

とてもすばらしい映画だった。
抑制の利いた演出、自然な日常に不条理な出来事。
物事はすべてうまくいくわけでないが、なにもかも悪くなるわけでもない。
目を見張るような大成功をするわけでもないが、目を覆うような悲惨な事がおきるわけでもない。
マチュー先生はヒーローではないし、間違いも犯す、ただの人間だ。少年達をただの厄介事と考え、自分の出世のことしか考えない校長も、ただのつまらない人間だ。優しくしたらつけあがる少年も、自分のしでかしたことにショックを受ける少年も、最後まで結局不良のままだった少年もまた、普通の人間だ。
作品に漂う空気感、そして少年達の歌声のすばらしさ。
作品世界にゆるやかに酔いしれることの出来る映画だった。
80点。

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