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ルサンチマン

21日発売のスピリッツで『ルサンチマン』が最終回を迎えた。
電脳物なので読んでいた。
ヴァーチャルな世界で架空の人間になりきって生活するゲーム「アンリアル」。そこに耽溺するネトゲ廃人と、ゲーム内の疑似人格との恋愛、自我の芽生え、そして反乱というお定まりな(そして反乱の扇動者の正体が実験体のサルであったり)内容であったが、それなりにおもしろかった。
結局のところ、主人公は現実の女より仮想現実の女を選んでしまうわけだが、疑似人格やプレイヤーの反乱がシスオペに認められるわけもなく、鎮圧される。そして未来、かつて付き合っていた女が娘を産んで、しかもその子がかつての疑似人格の女の子にそっくりに育っているというところで終わる。
安易なハッピーエンドでもなければ、バッドエンドでもないところを評価したい。
正直、思っていたよりおもしろかった。

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